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アトピー性皮膚炎について

「アトピー」とは「奇妙な疾患」という意味といわれています。
「Ig−E抗体」によって引きおこされるものにつけられています。
現在のところアトピー性皮膚炎の原因は不明ですが、本来持っている体質に食生活や生活様式、ストレスなど様々な因子がはたらいて発病すると考えられています。原因が不明なため、西洋医学的にはすべて対症療法に限られています。

漢方医学的には、―――
アトピー性皮膚炎の症状は、複雑で多種多様です。原因が不明なため、年齢や症状の特徴などによって大きく二つのタイプに分けられます。乳幼児期のタイプと成人期のタイプです。
@乳幼児期
 乳児は胃腸の機能がまだ未熟で弱いので基本的には脾(胃腸)を補って栄養の代謝を盛んにし、不要な水分や熱が生まれないようにすることです。
 乳児期に治らないままにしておくと、3〜4歳頃の幼児期に食生活の乱れやステロイドホルモンの使いすぎによる「二次性皮膚障害」が起こって、熱の力が強くなって症状が複雑になってきます。
A成人期
 成人のアトピー性皮膚炎は皮膚の潤いや栄養が損われることですすんでいきます。皮膚がカサカサに乾き、痒みは夜間にひどくなり掻いた後は白い線が残るようになります。
 この状態が長く続くと皮膚に弾力がなくなって、硬くなり厚くなってきます。掻かないのに皮膚が白い粉屑のように剥がれ落ち、痒みは昼夜を問わず強くなり、触ると熱感が出てきます。精神的にもイライラしてきます。

症状がすすんで複雑にならないうちに治療することをお勧めします。漢方薬の内服と同時に正しいスキンケアも重要になってきます。そして根気よく治療することが大切です。

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