
ストレスがたまって自律神経のバランスがくずれると、自律神経が調整している内臓や各器官にさまざまな障害が現れます。そしてさまざまな障害は、いろいろな症状となって現れてきます。
頭痛や肩こり、めまい、しびれ、便秘、下痢といった症状が次々に襲ってきます。症状の現われ方は人によって異なり、頭痛が頑固に続く人がいるかと思えば、ある人は1週間単位で症状がコロコロ変わったりします。頭痛が治まったかと思えば、今度は腰痛に悩まされるようになったりします。大抵症状は―つではなく、いくつか重なって現われるのがふつうです。
また、とくに季節の変わり目になると症状が出やすいのも、自律神経失調症の大きな特徴です。
自律神経失調症になる人は女性のほうが男性よりも多くなっています。これは、自律神経の中枢が女性特有のホルモンの分泌と関係しているからです。自律神経の代表的な症状の一つが更年期障害です。
Copyright © 2006 Fusaya Shouyaku Kampodo All Rights Reserved.